吸音材の3Mシンサレートはたっぷり挿入します。
ゲート上部の空間内にはカーボンウールを詰めます。
トリムを組み付ける時にガタ止め用のSW緩衝シートを貼るといいでしょう。
フロントドアの対策。
アウターパネル側の吸音＆スピーカーの逆相音拡散にはプロファイル吸音ウレタンフォームSS1030（のり付き30mm厚）を上下から15cmぐらい離して貼っています。
ちなみにオーディオシステムはJBLです。
トリム側の制振調整にはブチル系のSTP Aeroシートを200g程貼っています。
吸音材は定評のあるCSDB-5Rを主に使用、また下部周りにはCSDB-20SFを貼ってサイドシルト周りからの騒音を抑えています。
リアドアもフロント側と同等の仕様となっています。
次にフロントホイールハウス周りの対策。
アンダーコートの剥離作業が無いので作業時間が短縮されるので助かります。
フロントフェンダーエンクロージャー側に遮音材はCSDB-20SFを貼ります。
アッパーメンバーとフェンダーパネル間にもCSDB-20SFを貼れば完璧です。
樹脂製のフェンダーライナーの制振にはブチル系の制振材を片側210g程度貼って調整します。
遮音材にはCSDB-5Rを使用しますが、国産車の場合にはライナー用のCSDB-3を使う事が殆どです。
バンパー下のアンダーパネルも制振調整をしてバタつきを軽減させておきます。
リア側のホイールハウス内の対策については既に車室内側の対策が済んでいるので共振が抑えきれていない部分の制振調整のみをします。
リアのライナーはフロント側と違い、不織布で形成されたフェンダーライナーなのでスプレー式の制振剤のE-140を表裏に染み込ませるように塗布します。
サイレンサー上部の遮熱板裏にカーボンウールを詰めます。
完了！
次にボンネットの対策。
外周のアウターパネルとインナーパネル間内にカーボンウールを詰めます。
最後にフードライナー（インシュレーター）裏にカーボンウールを乗せて戻せば完了となります。
これで重量増しが620g程度と軽量なのに遮熱性も遮音性も驚くほど改善されます！
完成。
追記：ルーフ周りの対策をやる予定でしたがアシストクリップの一部とサンバイザーの片側が外せなかったので諦めました。。
できればディーラー様にて外してもらってから入庫してくださると助かりますねf(^^;
これでおしまい。
