S21クラウン/アスリートSロードノイズ対策(フルデッドニング)その3
S21クラウン/アスリートSロードノイズ対策(フルデッドニング)
【その3:外回りの対策】
・フロントホイールハウス周り
・リアホイール内
・マフラー遮熱板
・カウルトップ内
・ボンネット
鋼板を傷めないように気をつけながら一部分のアンダーコートを綺麗に剥離します。
アッパーメンバー周りにはカウルトップ及びAピラー側からの排水が流れますので出口部分を塞がないようにします。
制振材を貼る時にエア抜きをしながら密着させます。
何事も丁寧な仕事をすることが良い結果として現れます。
アッパーメンバーとフェンダーパネル間には遮音材のCSDB-20SFを貼ります。
フロントフェンダーエンクロージャーにもCSDB-20SFを貼ります。
※アッパーメンバー間には20mmほど隙間を開けて排水路を確保しています。
タワー周りを中心に制振&防錆スプレーE-140を厚塗りします。
E-140を片側1本程度使用。
ライナーはブチル系制振材のAeroシートで比重調整をします。
※制振材を沢山貼っても重くなるだけなのでDIYの方はご注意ください。
次に遮音材(防音)のCSDB-3を貼ります。
※DIYの方はCSDB-3を三分割にしてから貼れば作業がし易いとおもいます。
制振&防錆スプレーE-140を3回に分けて厚塗りします。
片側概ね1.5本使用。
ライナー側は表裏にE-140を染み込ませるよにベタ塗りします。
マフラー遮熱板はカーボンウールをフロアとの間に挟み込めば見違える程遮音性が向上します。
これでトランクフロアに制振材を沢山貼らなくても済むと言う事です。
つまり無暗に重量増しをするべきでは無いという事です!
フロントガラス先端裏付近から側面までブチル系Aeroシートを貼ります。
※おすすめ工具は制振材の圧着工具CSD101がベストです。
遮音材はCSDB-10SFです。
※車種によってはCSDB-5MやCSDB-20SFでもワイパー ロッドに接触しなければ使用できます。
次にボンネット(フード)の対策。
タイヤ及び足回りの騒音がエンジンルームに拡散されるので対策は必須です。
アウターパネル側にはアクリル系のレアルシルト、インナーパネル側にはブチル系のLIENT COAT/SC-M2-40制振シートを使用。
パネル間にはシリコンシーラントを所々に点付けします。
※DIYの場合にはドアのビームと同様に帯状に沢山充填しないことです。
周りのパネル間へカーボンウールを詰めます。
※DIYの場合にはぎゅうぎゅう詰めではなく、ふんわり程度でも遮音性と遮熱性共に大幅に改善します。
フードライナー(インシュレーター)にはカーボンウールを乗せるだけで遮熱&遮音性が飛躍的に上がります。
これで全ての作業が完了!
ご覧ありがとうございました。