■ロードノイズ対策&カーオーディオ取り付け

2018ジムニーJB23コンプリートカーのオーディオ&デッドニング

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2018ジムニーJB23コンプリートカーのオーディオ&デッドニング

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ルーフのデッドニング(暑さ寒さ対策)から・
ルーフトリムを荷造り用のPPバンドで接着剤から切り離します。作業時間は5分程度
当ネットショップで商材を購入すればPPバンドは無料で差し上げますが、必ず2人以上で作業してください。
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シワは全くありません。

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パネルの制振調整はレアルシルトでおこないます。

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ルーフレール内にはカーボンウールを詰めておきます。
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サイドの穴は全てブチル系のSTP Aero制振シートで塞ぎます。

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トリム裏にはカーボンウールを乗せるだけで別世界!これで夏場のエアコンの効きも良くなります。

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ダッシュパネル~フロアの対策。

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STP Aeroシートを足元まで貼り詰め、更にダッシュパネルにはCSDB-20SFを貼っています。

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次に数年前にテストで使ったぺフシートの余りなど(無料)を貼って遮熱対策をしてあげました。
本来ならブチル系発泡材のCSDB-5Mを使えば制振性も増すのでいいのですが、予算配分の都合上アクリル系のぺフシートを使うことにしました。だってタダなんだから こんなもんでしょう(笑)
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仕上げに 二層ウレタンシート(非売品)を乗せて完了。

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クォーター周りの対策。

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ホイールハウスインナー部にはCSDB-10SF、アウター側にはCSDB-20SFを貼って遮音&遮熱対策をし、最後にフロアカーペット裏に貼ってあったニードルフェルトを剥がしてクォーター内へ丸めて詰めればOK!

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オーディオ篇へつづく

Full Digital Soundシステム搭載オデッセイRC1デモカー

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ルーフの外し方についてはブログ記事を参照してください。
■ユーザー内検索で「オデッセイ」「ルーフ」「トリム」などで検索してください。

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ルーフレール内にはカーボンウールを詰めておきます。

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Aピラー側にもカーボンウールを詰めればボディーピラーからの騒音がルーフへ回り込むのを防げます。

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制振はアクリル系のレアルシルト2枚分強とブチル系のAero制振シートを少々で調整します。
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上記に加えカーボンウール(500g程度)を貼れば遮熱&遮音対策は完璧です。

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ルーフトリムは黒色塗装にしました。

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カーボンウールがアースになるのでルームランプ裏に絶縁シートを貼っておきます。

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完成

■カーオーディオシステム
純正ナビを使いFull Digital Soundシステムを組みました。
[使用ユニット]
・フルデジタルサウンドプロセッサー/Z3(ツィーター4KHz/-12dBハイパス)
・フロントドアスピーカー/Z7(バンドパス)
・スライドドアスピーカー/Z7(フルレンジ)
・フルデジタルサブウーファー/Z25W x 2台
————————————–
商品合計額 445,000円(税抜き)


■ロードノイズ対策
[作業内容]
・ルーフ(天井)
・ダッシュパネル
・フロア
・ラッゲージフロア
・ダッシュボード内
・ピラー
・クォーター
・室内ホイールハウス・インナー&アウター
・リアハッチゲート

・フロントホイールハウス(タイヤハウス)
・リアホイールハウス
・フード(ボンネット)
・カウルトップ
・マフラー遮熱板

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メルセデスA45 AMGのロードノイズ対策

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ルセデスA45 AMGのロードノイズ対策

・フロントホイールハウス周り
・ボンネット
マフラー遮熱板

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アルミ合金製のボンネット(フード)の対策から・

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ボンネットのインナーとアウタパネルの接着固定にはシリコン系とは違う充填剤が確り入っています。

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ブチル系制振材をご覧のように折り曲げながら貼り、周りの空間内へは番線(太目の針金)を使ってカーボンウールを詰めておきます。
上記の作業で番線をお持ちでない場合はお申しつけくだされば無料でお送りいたします。
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ライナー裏にカーボンウールを乗せて戻せば完了です。

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ボンネットに使用した商材総重量:概ね948gこれだけで絶大な遮熱&遮音効果が得られます。

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フロントホイールハウス(タイヤハウス)周りの対策篇。

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サスタワー周りにレアルシルトを貼って突き上げショックを和らげ、ホイールハウスアーチ部にはブチル系制振材を貼って制振は基より遮音(防音)効果も同時に得ます。

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フロントフェンダーエンクロージャーには樹脂製パネルが装着されていますが、それがビビるのでブチル系制振材を貼って調整します。

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次に遮音&吸音材のCSDB-20SFを貼れば完璧です。
この時各所の排水路を塞がないようにご注意ください。
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フェンダーパネルとアッパーメンバー間はCSDB-20SFをブリッジ状に貼ってください。

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ライナーのデッドニング調整篇。
ブチル系制振材のSTP Aero制振シートを片側約245g程度で制振調整をします。
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遮音対策にはCSDB-3を全面へ丁寧に貼れば完璧!

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バンパー寄りの部分がバタつくので少量のシーラーで固定しておきます。
車検整備他でライナーを外す場合があるので少量のシーラーで固定してください。
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オーナー様に頂いた新品のトルクレンチセットとスマホホルダー♪ほんとうにありがとうございます!大事に使いますので今後ともよろしくお願いします☆

今回はマフラーの遮熱板の遮音対策まで頼まれていましたが、当店にはフロアジャッキしかないので作業ができませんでした。
まぁ以前からquickjackを買おうとおもっていましたが、移動が簡単とはいえ当店の場合には邪魔になることが多々ありそうなので悩むところです。。

おしまい。

CX-3カーオーディオ&ロードノイズ対策その3

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CX-3カーオーディオ&ロードノイズ対策その2のつづき

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オーディオ関連のつづきから・
パッシブクロスオーバーネットワークはバターワースで製作。端子台は非磁性体です。

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ツィーターはAピラーガーニッシュへ埋め込み加工。

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車外周りの対策篇。

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先ずはサイレンサー上部の遮熱板の対策から。遮熱板はリベット留めですが、取り付け時にはボルトナットを使用します。

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遮熱板の取り付けが完了したらラゲッジフロアに遮音材のCSDB-5Rを丁寧に貼って完成!

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遮熱板の取り付けが完了したらラゲッジフロアに遮音材のCSDB-5Rを丁寧に貼って完成!

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フューエルタンク近くの遮熱板は、ナットを外して隙間からカーボンウールを押し込みます。

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フロントタイヤハウス(ホイールハウス)周りの対策篇。

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ホイールハウスアーチ部には アルミ箔が厚い上に制振効果に優れている認定店専用のブチル系制振材をエアが噛み込まないようにしながら完璧に密着させます。
皆様は市販品のレアルシルト、若しくは若干性能が落ちますがブチル系制振材の中では群を抜くSTP Aero制振シートをお使いください。

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遮音材はCSDBシリーズを適材適所に貼ってフロントボディーピラー&Aピラー及びフロントドア方向への騒音を防いでおります。

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CSDBシリーズに限らず、遮音材はアッパーメンバーからフェンダーパネルにかけてブリッジ状に施工するのが最良となります。(例外有り)

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仕上げにノイズレデューサーを三重吹きして完了です。(施工時間:24時間に及ぶ)

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ライナーのデッドニング調整はブチル系制振材を片側へ240g程度貼ってから遮音材のCSDB-3をキッチリ貼り込めば完璧!
フェンダーライナーのデッドニングで重要になるのは制振よりも遮音対策です。隙間だらけ、又は端までキッチリ貼っていない、などの場合は どの様な商材を用いても効果薄になるのでご注意ください。

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リアのホイールハウス内は、車室内側で調整しきれない部分に制振材を貼るだけです。

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ライナーは不織布(ふしょくふ)で形成されたフェンダーライナーなのでノイズレデューサーを両面へ染み込ませるように塗布します。

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カウルトップ内の対策篇。 作業内容については過去記事を参照してください。
「使用商材」
・STP Aero制振シート
レアルシルト
CSDB-5M

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ボンネット(フード)の対策篇。 作業内容については過去記事を参照してください。

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これで全ての作業が完了!!!

CX-3カーオーディオ&ロードノイズ対策その2

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CX-3カーオーディオ&ロードノイズ対策その1のつづき

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ドアスピーカー配線の引き直し作業から・
使用線はSHARKWIRE 40μ銀メッキ/スピーカーケーブルSP20122R
フロントボディーピラー側のカプラー内をスピーカー配線とサイドミラー埋め込みウェルカムランプ配線を通しています。
スピーカー配線を新規に引き直す場合、既存のスピーカー配線をウェルカムランプ配線に転用する方法もあります。

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ドアスピーカー配線の引き直し作業から・
使用線はSHARKWIRE 40μ銀メッキ/スピーカーケーブルSP20122R
フロントボディーピラー側のカプラー内をスピーカー配線とサイドミラー埋め込みウェルカムランプ配線を通しています。
スピーカー配線を新規に引き直す場合、既存のスピーカー配線をウェルカムランプ配線に転用する方法もあります。

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フロントボディーピラー(アクセルペダル右上)に設置されているマツコネのアンプからパッシブネットワークへのスピーカー配線はSHARK.WIRE 40μ銀コーティング15AWGスピーカーケーブルSP15122R

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ドアのインナーパネルの加工篇。
剛性を保つためにアルミバーを装着してからスピーカーホールの開口部を広げ、仕上げに錆び止め塗料を塗って完了!

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アウターパネルの制振はアクリル系制振材のレアルシルト、拡散&吸音対策にはプロファイル吸音ウレタンフォームSS1030を使用。(商材の重量は概ね640g)
ドアガラスを外した場合、安全な保管場所などが無い時には養生粘着テープとナイロンひも、又は廃材線などで仮固定すれば夏場でもガラスが落下する心配はありません。

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スピーカーバッフルボードはバーチ材で製作。

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スピーカーバッフルボードはシーラーボルトナットでインナー樹脂パネルに密着させて強固なバッフル面を作ります。
シーラーの塗り過ぎ注意!

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スピーカーのエア漏れ防止シート後部の雨傘、それと配線のガタ止めウレタンシートを忘れずにお使いください。

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スピーカー周りには緩衝材の10mm吸音ウレタンシートを巻いてトリム(内張)とのクリアランスもピッタリ!

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パッシブクロスオーバーネットワークを製作する前にスピーカーインビーダンスの全域を再測定しておきます。

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リアドア側。

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トリム側の対策は既存のシンサレートを残しながら共振ポイントをブチル系制振材で抑えてから衝撃吸収発泡ウレタン周りに吸音材のCSDB-5Rを貼って完了。

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Bピラー(センターピラー)のデッドニング調整篇。
「使用商材」
レアルシルト
ブチル系制振材
カーボンウール
CSDB-10SF
CSDB-20SF

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ウエルカムランプの取り付け篇。 ミラーカバーは真っすぐ手前(水平)に外します。。
カバーが外れた時に床に落下しないように気を付けてください。

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コントロールユニットの配線をして完了。

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その3へつづく

CX-3カーオーディオ&ロードノイズ対策その1

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X-3カーオーディオ&ロードノイズ対策その1

「オーディオ関連」
・スピーカー/DS-G20
・パッシブクロスオーバー/オリジナル
・スピーカーケーブル/SHARKWIRE 銀コーティング線
・フリップダウンモニター/ALPINE RVA-9S-L-B
・ウェルカムランプ


「ロードノイズ対策」
・フルデッドニング

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先ず、フロア周りの作業から。ソースユニットの外し方はご覧の通り

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既存の遮音材を上部から切り取ります

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ダッシュパネルからフロントフロアにかけてブチル系制振材を貼り詰めます。

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各メンバーやフロントボディーピラー内にはカーボンウールを詰めます。

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助手席側

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フロアトンネル脇の窪みには段差を埋めるためにCSDB-20SF30SFを貼っておきます。

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制振材の貼る量が多いように見えますがフロアに樹脂拘束層付きアスファルトシートが広範囲に敷かれているのでこの様になっています。

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後部周りのメンバーや空洞内へもカーボンウールを詰めて遮音&遮熱対策をしておきます。

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フロアとフロアトンネルの遮音&遮熱対策にはCSDB-5M、リアシート下はCSDB-3を貼っています。

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ホイールハウスインナーにはCSDB-5M、ラゲッジフロアにはCSDB-5Rを貼って遮音対策をしています。

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ラゲッジフロアセンター部の遮音は、マフラーのサイレンサー上部の遮熱板がリベットで固定されているため、最後に処理します。

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リアゲートハッチの対策
サイドガーニッシュはご覧のボッチを引けば外れます。

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リアゲート周りで使用した商材
シンサレート
・レアルシルト
・カーボンウール
・CSDB-3
STP Aero制振シート

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ルーフ(天井)のデッドニング調整篇。アクリル系のレアルシルトで制振調整をしてから遮熱&遮音対策用のカーボンウール(炭素材)を貼れば完璧!(重量増しは概ね1090g

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フリップダウンモニターの固定フレームはアルミのCチャンで製作しています。

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トリム側の加工

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ライナー後部には振れ止め用にCSDB-5Rを使用しました。理由は申しませんが皆さんはCSDB-3をご使用ください。

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フリップダウンの取り付けプレートの高さを調整する金具の片側をルーフクロスメンバー(リインフォース)にビス留めします。これで悪路走行でもモニターが揺れることはありません!

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当店も商売”なので核心部分は非公開にしていますのでご了承ください。



その2へつづく

C-HRのカーオーディオ&ロードノイズ対策その3!

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C-HRのカーオーディオ&ロードノイズ対策その2のつづき

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余談:以前にも書きましたが純正スピーカー配線の+/-が分からない場合にはスピーカー本体をカプラーから外し、ワニぐちクリップ線や廃材線などを使って1.5V電池を当てがえばコーン紙が前後するので、前に出る方が正相接続となります。
画像は新規のスピーカー線を使うので既存線のカプラー先でカットしていますが、この状態で電池を当てがってコーン紙が前に動けば桃色線がプラス線となります。 あくまでも既存の純正スピーカー配線の話しだからね。

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その1のつづきはフロントホイールハウス(タイヤハウス)周りの対策篇。

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フェンダーライナーの外し方。
ライナーの前方だけを外しておき、モールの前方の平たい3個(2個だったかも?)のクリップを、裏に手を入れて爪をへこませて外します、後方のクリップは内張りに使われているようなクリップなのでヘラなどで簡単に外れます

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フェンダーエンクロージャー部にはCSDB-20SF、アッパーメンバー⇔フェンダーパネル間はCSDB-30SFで遮音対策をおこなっています。

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仕上げにノイズレデューサーを四層に重ね塗り(2日間の作業)して完了。
C-HRの場合はスバル車などとは違い、アンダーコート(発泡樹脂層)を剥離しないようにしてください。

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ライナー側のデッドニング調整。
ブチル系の制振シート(概ね240g)で調整してからCSDB-5Mで遮音対策をおこなえば完璧!

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エンジンルーム側からの対策。
この時、排水経路を妨げないようにご注意ください。

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リアホイールハウス内の調整篇。
車室内側のデッドニングだけでは調整しきれないので ご覧の部分にアクリル系制振材のレアルシルトを貼って制振調整をおこないます。
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リア側のライナーは不織布(ふしょくふ)で形成されているのでノイズレデューサーを両面へ染み込ませるように塗布します。

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マットガード裏にはブチル系制振材で比重増しするだけで十分です。

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マフラーのサイレンサー上の遮熱板の反響音を抑えると共に遮熱するにはカーボンウールが一番!
これだけで車室内側のラゲッジフロアに沢山の制振材を貼らなくても静かになります

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その他の遮熱板は、外さなくても隙間からカーボンウールを押し込めばコモリ音なども抑えられます。

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カウルトップ内の対策篇。
カウルトップカバーを外すにはL型工具で凹レールから浮かせて外します。
まぁ二股のクリップ外し工具でも外れますが気を付けないとガラスを割るかもね・

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格子状に見える部分がエアコンの吸入口

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側面からガラス先端裏までブチル系制振材を貼ります。
使い易い圧着工具にはCSD101などがあります。

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遮音対策。
必ず制振材の表面を脱脂してから遮音材のCSDB-10SFを天板裏から側面へかけて逆L字に貼ります。
その他の遮音材にはCSDB-5MCSDB-20SFがあります。
選択方法は車室内側のダッシュパネルのデッドニング調整が済んでいるかどうかで判断した方がいいでしょう。

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ボンネット(フード)の対策篇。

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アウターとインナーパネルとを留めている樹脂接着剤が劣化しているのでシーラントで補修しますが、充填し過ぎると寒暖差でアウターパネルが歪む恐れがありますのでご注意ください。

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周りの空間内へカーボンウールを詰め込んで遮音&遮熱対策をします。

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ライナー裏にもカーボンウール(概ね150g)を乗せれば完璧!

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ボンネットの商材による重量増しは合計で概ね650g以内に収めていますが、その遮熱&遮音性は誰もが驚きます!

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その2でも書きましたがロードノイズの根源はタイヤであり、そのノイズがドア内に響くと共に窓ガラスの隙間などから車室内に入り込んだものが間接騒音”として感じるのでプロファイル加工ウレタンのように撥水性が比較的良い吸音材が必要になるとおもいます。
また、エンジンルームと車室内との隔壁板(ダッシュパネル)やフロントピラー及びカウルトップパネル周りからの振動や騒音侵入も間接騒音”となります。

もちろんタイヤのノイズが車外へ発せられたものが窓ガラス及びサッシュ周りから入り込む直接音”を防ぐことはできないので 上記のような対策だけで満足できない場合には騒音レベルの低いタイヤに交換するしかないでしょう。。

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一言で「ロードノイズ対策」と言っても風切り音を含めた騒音の低減は無論のこと、日本の四季に適した施工が求められます
例えばルーフなら重量増しをできるだけ抑えて遮熱&遮音対策をする。フロアならタイヤからの騒音の侵入が少ないので制振より遮熱対策が重要となり、冬なら底冷えを抑え、夏なら路面からの反射熱を遮断できるのが最良な施工方法となります。
つまり、無闇にデッドニング材を沢山使っても車重が増えるだけで費用対効果が落ちます。

よく有名店で施工し、引き渡されてから高速道路を走ってみたら改善前と変わらないほどのタイヤ騒音だったので そのお店へ改善を申し入れたいのだが、その前に弊社で試乗して問題点を教えてほしい・・などの相談が昨今多いのですが、問題点を見つけるには費用と時間がそれなりに掛かるので日帰りとはいかない場合がありますのでよく考えてからお越しください。
それと、僕もそれほど暇じゃないので必ず事前に電話orメールにて詳細情報をお知らせください、当日いきなり来店されても対応し兼ねますのでご了承くださいね。


尚、当店の作業保証は1年以上付きます。
カスタムオーディオ取り付け&音質改善キャンペーンは今月末までとなっておりますのでよろしくお願いします。

C-HRのカーオーディオ&ロードノイズ対策その2

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C-HRのカーオーディオ&ロードノイズ対策その1のつづき

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リアゲートはご覧の通り。

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トリム側にはCSDB-5Rを貼って振れ止め&遮音対策をしています。

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ルーフのデッドニング調整篇

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ルーフの制振調整はレアルシルト1.5枚分(概ね620g)

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ルーフレール内にはカーボンウールを詰め込んで遮熱&遮音対策をします。

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ライナーには振れ止め対策としてCSDB-3を貼った上にカーボンウールを載せて遮熱&遮音対策をすれば完成(概ね700g)

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ルーフ(天井)周りのデッドニング調整による重量増しは概ね1320g

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カーオーディオ篇

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パワーケーブルはシャークワイヤーの12AWG

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ナビ裏のハーネスカプラーなどにはガタ止め用の3mm~5mm厚ウレタンを巻くと最良です。

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スピーカー配線の延長には当店オリジナルのロジウムメッキのスプライスを使用しています。
Full Digital Sound以外のオーディオシステムの場合には なるべく繋ぎ合わせや延長などを行わないようにしてください。

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ナビ及びプロセッサー電源にはF2 musicプレミアム・ロジウムコーティングATOヒューズFS-R1gを使用しています。
何でもかんでもクライオ(低温処理)やロジウム加工品がシステムにマッチするとは限りませんので誤解のないようにね。

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システムコントローラーはコンソールにアルミ板を加工した物をビス留めし、コントローラー本体が脱着できるようにマジックテープで前面へ固定しています。

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フロントピラー周りにはシンサレートを詰め込んで少しでもフロントタイヤからの騒音を減らします。

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Aピラーガーニッシュにツィーターマウントをシンプルに埋め込みます。

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ドアのデッドニング調整篇。
ビニールシート周りに残ったブチルを簡単且つ綺麗に取り除くには、ブチルの塊りに水を付けながらペタペタすれば指が汚れずに済みます。
車両メーカーや車種によっても使用されている粘着剤が違うのでご注意ください。

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アウターパネル側に貼った吸音プロファイルウレタンはドアのヒンジ側へも貼り詰めています。

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フロントドアのアウター&インナーパネルのデッドニング調整で使用した商材重量は片側で概ね900g程度に収めていますが、その吸音(遮音)効果&スピーカーの逆相音を拡散する絶大な効果には誰もが驚きます!
ロードノイズの根源はタイヤであり、そのノイズがドア内に響くと共に窓ガラスの隙間などから車室内に入り込んだものが間接騒音”として感じるのでプロファイル加工ウレタンのように撥水性が比較的良い吸音材が必要になるとおもいます。
もちろんタイヤのノイズが車外へ発せられたものが窓ガラス及びサッシュ周りから入り込む直接音”を防ぐことはできないので 上記のような対策だけで満足できない場合には騒音レベルの低いタイヤに交換するしかないでしょう。。

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バッフルボードはバーチ材で厚さは12mm、ベースは高圧縮MDF材で18mm

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バッフルボードを取り付ける前にシーラーを塗って段差を無くし、面固定すると共に3か所をボルトナットで点固定すればドアのインナーパネルと一体化して強固なバッフル面と化します。
注意:例えば3か所のボルトの締め付けトルクは段差の低い前方を九分締め、後方の2か所を十分締めすればバッフルボード面が歪むことを防げます。
アルミ材のバッフルボードでも面&点固定で明らかに音離れが良くなりました。

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リアドア側はトリム裏にエネルギーアブソーバー(硬質ウレタン衝撃吸収材)が装着されているのでその凸部分を回避するためにアルミパンチングメタルを使って制振材を立体的に凹ませて貼ります。
※リアスピーカーは必要無いので外し、そのホールを塞いでいます。

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これで車室内側の作業は全て終了です。

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その1と同様に画像点数が多すぎいるので一部の詳細画像を省いていますのでご了承ください。


車外周り篇へつづく

C-HRのカーオーディオ&ロードノイズ対策その1!

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香川県からお越しのC-HR(ナンバープレートは徳島)
「メニュー」
■オーディオ:Full Digital Sound
■ロードノイズ対策:フルデッドニング

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センターコンソール周りのバラシ方(シフトノブの外し方)

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下記は思い出しながら番号を付けたので正確では無いかも?

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ハーネスホルダーも邪魔なので外しておきます

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リアのシートベルトはバックルの赤い部分を押せばタングプレートが外れます

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リアドアの内張を外す場合は念のために養生をした方が良いでしょう。

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ダッシュパネル&フロントピラー周りの制振調整の作業から始めます。
フロントピラー内にはカーボンウールを入れて吸音しています。

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カウルトップ下まで隙間なく制振材を貼り詰めています。

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各クロスメンバーの空間内にはカーボンウールを詰めて吸音します。

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フロア後部はブチル系アクリル系の制振材で調整します。

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ダッシュパネル&フロントピラー周りの制振調整の作業から始めます。
フロントピラー内にはカーボンウールを入れて吸音しています次にダッシュパネルの遮音対策
使用するのはCSDB-20SF(アクリル系エプトシーラーの様な商材)


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フロアトンネルにはCSDB-3、シート下フロアから後方にはCSDB-5Mをキッチリ貼って遮音&遮熱対策をします。

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この車はハイブリッドなのでモーター駆動用の大型電池が搭載されているので冷却する吸排気を邪魔しないようにフロアからの騒音を抑えます。

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電池の両サイドにはCSDB-20SFを貼ります

 

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後部の隙間にはシンサレートを詰めておきます。
キーレスアンテナの上には何も貼らない事。


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ホイールハウスインナー&アウター周りの対策篇

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今回はクォーターパネル側もブチル系の制振材で調整しています。

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ホイールハウス・アウター部にはCSDB-20SF、クォーターパネルはCSDB-10SFで遮音対策をします。

 

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電池後部のフロアにはCSDB-3を使用しています。

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ホイールハウスインナーの遮音対策にもCSDB-10SF(10mm厚)を使用しています。

 

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ラゲッジフロアはCSDB-5Rで吸音対策をしています。

 

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写真を撮れない部分は下記のようになっています。

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Bピラーの対策篇

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遮音対策にはCSDB-30SFを側面に貼り、シートベルト巻取り装置の背面にはCSDB-5Mを貼ります。

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