C-HRのカーオーディオ&ロードノイズ対策その3!
余談:以前にも書きましたが純正スピーカー配線の+/-が分からない場合にはスピーカー本体をカプラーから外し、ワニぐちクリップ線や廃材線などを使って1.5V電池を当てがえばコーン紙が前後するので、前に出る方が正相接続となります。
※画像は新規のスピーカー線を使うので既存線のカプラー先でカットしていますが、この状態で電池を当てがってコーン紙が前に動けば桃色線がプラス線となります。 あくまでも既存の純正スピーカー配線の話しだからね。
フェンダーライナーの外し方。
ライナーの前方だけを外しておき、モールの前方の平たい3個(2個だったかも?)のクリップを、裏に手を入れて爪をへこませて外します、後方のクリップは内張りに使われているようなクリップなのでヘラなどで簡単に外れます
仕上げにノイズレデューサーを四層に重ね塗り(2日間の作業)して完了。
※C-HRの場合はスバル車などとは違い、アンダーコート(発泡樹脂層)を剥離しないようにしてください。
ライナー側のデッドニング調整。
ブチル系の制振シート(概ね240g)で調整してからCSDB-5Mで遮音対策をおこなえば完璧!
マフラーのサイレンサー上の遮熱板の反響音を抑えると共に遮熱するにはカーボンウールが一番!
これだけで車室内側のラゲッジフロアに沢山の制振材を貼らなくても静かになります。
カウルトップ内の対策篇。
カウルトップカバーを外すにはL型工具で凹レールから浮かせて外します。
まぁ二股のクリップ外し工具でも外れますが気を付けないとガラスを割るかもね・
側面からガラス先端裏までブチル系制振材を貼ります。
使い易い圧着工具にはCSD101などがあります。
アウターとインナーパネルとを留めている樹脂接着剤が劣化しているのでシーラントで補修しますが、充填し過ぎると寒暖差でアウターパネルが歪む恐れがありますのでご注意ください。
周りの空間内へカーボンウールを詰め込んで遮音&遮熱対策をします。
※その2でも書きましたがロードノイズの根源はタイヤであり、そのノイズがドア内に響くと共に窓ガラスの隙間などから車室内に入り込んだものが間接騒音”として感じるのでプロファイル加工ウレタンのように撥水性が比較的良い吸音材が必要になるとおもいます。
また、エンジンルームと車室内との隔壁板(ダッシュパネル)やフロントピラー及びカウルトップパネル周りからの振動や騒音侵入も間接騒音”となります。
もちろんタイヤのノイズが車外へ発せられたものが窓ガラス及びサッシュ周りから入り込む直接音”を防ぐことはできないので 上記のような対策だけで満足できない場合には騒音レベルの低いタイヤに交換するしかないでしょう。。
一言で「ロードノイズ対策」と言っても風切り音を含めた騒音の低減は無論のこと、日本の四季に適した施工が求められます
例えばルーフなら重量増しをできるだけ抑えて遮熱&遮音対策をする。フロアならタイヤからの騒音の侵入が少ないので制振より遮熱対策が重要となり、冬なら底冷えを抑え、夏なら路面からの反射熱を遮断できるのが最良な施工方法となります。
つまり、無闇にデッドニング材を沢山使っても車重が増えるだけで費用対効果が落ちます。
よく有名店で施工し、引き渡されてから高速道路を走ってみたら改善前と変わらないほどのタイヤ騒音だったので そのお店へ改善を申し入れたいのだが、その前に弊社で試乗して問題点を教えてほしい・・などの相談が昨今多いのですが、問題点を見つけるには費用と時間がそれなりに掛かるので日帰りとはいかない場合がありますのでよく考えてからお越しください。
それと、僕もそれほど暇じゃないので必ず事前に電話orメールにて詳細情報をお知らせください、当日いきなり来店されても対応し兼ねますのでご了承くださいね。
※尚、当店の作業保証は1年以上付きます。
カスタムオーディオ取り付け&音質改善キャンペーンは今月末までとなっておりますのでよろしくお願いします。