■車のロードノイズ(デッドニング調整)の対策順位について

■ロードノイズは走行中にタイヤが路面へ接地することにより発せられる音が「騒音」となり、室内側へ回り込んで聞こえてくるのが第一の原因と考えられます
次にエンジン音やマフラー音,及び振動による低い周波音、もう一つはサスペンションから伝わってくる振動、付け加えるなら風きり音です。

上記が主な共振元ですが、それらから発せられた騒音、並びに振動が各ピラーのホール内に反響すると共に天井(ルーフ)へ振動が回り込んで共振しているケースが多々見受けられ、トンネル走行では出入り口を含めて不快感を覚えるものです。

またロードノイズとは関係ありませんが、雨天走行時には高級グレードの車でも意外と雨音が気になるものです。。

 

ロードノイズ対策(デッドニング調整)で大事なことは、的確に共振ポイントを見つけて使用商材量をどれだけ減らせるか・と重量増しを如何に抑えれるか・
それと大事なのが各密閉空間内の遮音&吸音対策が確りできるかどうかで完成度に差が出ます。

 

ワンボックスタイプのロードノイズ対策の推奨順位

1)フロントホイールハウス周り

2)ダッシュパネル側からフロントフロア

3)リアホイールハウスインナー&アウター周り 

4)ドア

5)カウルトップ周り:車によっては作業できない場合があります。

6)マフラーの遮熱板:車によっては作業できない場合があります。

7)天井[ルーフ]

8)ラゲッジスペース床

9)テールゲート

10)ボンネット[フード]:1)、又は4)の作業ついでに対策するのも良い。

車種やオーナーの好み等により若干,優先順位が変わります。

 

 

 

セダンタイプのロードノイズ対策の推奨順位
1)フロントホイールハウス周り

2)ダッシュパネル側からフロントフロア

3)ドア

4)リアホイールハウスアーチ周り/クォーターピラー/リアトレイ

5)天井[ルーフ]

6)カウルトップ周り※:車によっては作業できない場合があります。

7)マフラーの遮熱板

8)トランクフロア

9)ボンネット[フード] :1)、又は4)の作業は ついでに対策をするのも良い。


車種やオーナーの好み等により若干,優先順位が変わります。


 

 

車外周りだけのロードノイズ対策の推奨順位

1)フロントホイールハウス周り

2)リアホイールハウス周り

3)カウルトップ周り ※:車によっては作業できない場合があります。

4)ボンネット[フード]

5)マフラーの遮熱板

6)・・・


7)・・・
 

 

車室内だけのロードノイズ対策の推奨順位

1)ダッシュパネル側からフロントフロア

2)リアホイールハウスインナー&アウター周り/クォーターピラー/リアトレイ

3)フロア

4)天井[ルーフ]

5)・・・

6)・・・
 

 

 

参考にしてください。

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